Fender Cyber-Twin Preset Parameter Editor フリーソフトウェア |
▲ Fender 社製 Cyber-Twin Amp 用プリセットパラメーターエディタです。 ■ Cyber2Editor_100.zip (2,096,607Byte) をダウンロード。または Vector からダウンロード。 解凍すると以下のフォルダにファイルができます。 \Cyber2Editor_100 ┣ \Bitmap\ ┣ Cyber2Editor.exe ← マウスダブルクリックで実行 ┣ 1stEditionPreset.syx ← 1'st Edition 用の全プリセットデータファイル ┣ 2ndEditionPreset.syx ← 2'nd Edition 用の全プリセットデータファイル ┗ Readme_C2E.txt ■ 当ソフトに限らず FireFox 旧バージョンで稀にダウンロード失敗して解凍の際に “書庫が壊れています” と言われて解凍できない場合は、 ブラウザのキャッシュをクリアしてから、再度ダウンロードしてください。 ■ Cyber2Editor.exe をマウスダブルクリックすると起動します。 Cyber2Editor.ini ファイルは Cyber2Editor.exe を実行後に作成されます。 もし、挙動が異常になった場合は Cyber2Editor.ini ファイルを削除してから、Cyber2Editor.exe を起動してください。 ファクトリーセットに戻ります。 ■ Win10(64bit), Win8(64bit), Win7(64/32bit) で動作検証済です。 ■ 本ソフトウェアは に掲載しましたウィルスチェッカで検疫済です。 ■ 著作権を留保する以外、一切の縛りはありません。ご自由にどうぞ。 本ソフトウェアに関する一切の義務も責務も担保しません。 ■ アンインストールは、\Cyber2Editor_100 フォルダを削除してください。レジストリを汚しません。 ■ アンプ本体のデータホイールとLCD表示によるパラメータ編集に比べて、操作性と見易さが格段にアップします。 ■ 動作の様子は YouTube 動画 をご覧願います。 ■ 更新履歴 ver1.00 2017年06月04日 安定版リリース。 パイロットランプ上にバージョン番号を表示。 プログラム終了時にファイルへ書込むかの問合せダイアログを追加。 と と ボタンが有効となる条件を修正。 今のところ、このバージョン以降の更新予定はありません。 ver0.96 2017年 5月30日 ,,,, 処理部の不具合修正。 ver0.95 2017年 5月29日 アンプへ全プリセットを送信(Tx to AMP)する際の不具合修正。 ver0.94 2017年 5月29日 の中心部をマウスドラグ中に、設定値をアンプへ送信。 ▲up/▼Down ボタンをマウス長押しでオートリピート中に、設定値をアンプへ送信。 プリセット名編集後に Save ボタンを点滅表示。その他微調整。 ver0.93 2017年 5月27日 起動時にマスターボリューム値をアンプへ送信。 ver0.92 2017年 5月23日 パラメーター設定用 ▲up/▼Down ボタンを長押し時のオートリピート間隔を微調整。 ver0.91 2017年 5月22日 評価版リリース ■ 本ソフトウェア起動の前に、以下のように Cyber-Twin アンプ本体の設定が必要です。 @〔Utility〕ボタンを押しながらデータホイールを回転させると現れる〔MIDI Receive Ch〕で、Omni 又は 1 を選択します。 A〔MIDI Transmit Ch〕で、1 を選択します。 B〔CC Echo In → Out〕で、Off を選択します。 C〔SysEx Device ID〕で、Omni を選択します。 D〔Memory Protect〕で、Off を選択します。 E〔Cont Controller〕で、11 を選択します。 F〔Demo Mode〕で、Off を選択します。 ▲ 本ソフトウェアは Cyber2Editor.exe をマウスダブルクリックすると起動します。 起動時に自動で全プリセットデータを記録した 1stEditionPreset.syx ファイルを読込みます。 ( 2'nd Edition モードの場合は 2ndEditionPreset.syx ファイルを読込みます) 読込んだ全プリセットの送信はしていません。 読込んだ全プリセットの送信は ボタンを押すと実行されます。 起動したら先ず ボタンをクリックすると開くダイアログにて、 ■ MIDI 入力デバイスを選択します。(MIDI 入力デバイスは最大22個まで検出できます) MIDI In Channel の 1ch を選択します。 ■ MIDI 出力デバイスを選択します。(MIDI 出力デバイスは最大22個まで検出できます) MIDI Out Channel の 1ch を選択します。 ※ MIDI In/Out デバイスによっては、接続と切断に2〜3秒かかりますので暫くお待ちください。 ※ 仮想 MIDI ケーブルを使用の場合は、ループバック結線できないようになっています。 ループバック結線すると MIDI データが無限循環してしまいます。 ■ もし他のプログラムで排他的に使用されている MIDI In/Out デバイスを選択すると、下図のワーニングが表示されますので、 他のデバイスに変更してください。 ■ もし MIDI In/Out デバイスが有効でない場合は、ボタンが のように赤色表示されます。 ■ USB-MIDI インターフェースは、Roland 社製 UM-1G よりも YAMAHA 社製 Yamaha UX16 の方が、Cyber-Twin Amp と相性が良いです。 ■ パソコンとアンプの中間にフットコントローラ等の MIDI デバイスを中継すると、アンプ側で MIDI 受信エラーが発生することがあります。 YAMAHA MFC1 の MIDI スルー機能を利用してこれを中継すると、 プログラムチェンジ等のショートバイトメッセージは、アンプ側で正常受信できますが、 SysEx メッセージは、アンプ側でエラーになって正常受信できないことがあります。 全速力で複数の SysEx 送信すると、アンプが追い着けません。 ▲ ボタンをクリックすると開く確認ダイアログにて をマウスクリックすると、 全プリセットデータを記録した 1stEditionPreset.syx ファイルを読込みし直します。 ( 2'nd Edition モードの場合は 2ndEditionPreset.syx ファイルを読込みます) 読込み後は、アンプをプレイヤーラウンジのプリセット P00 に切替えるためにプリセットデータを送信します。 アンプがこのデータの受信処理に時間がかかるために “Just a moment!” の表示中は、暫くお待ちください。 読込んだ全プリセットの送信はしていません。 読込んだ全プリセットの送信は ボタンを押すと実行されます。 ▲ ボタンをクリックすると開く確認ダイアログにて をマウスクリックすると、 全プリセットデータを 1stEditionPreset.syx ファイルへ書込みます。 ( 2'nd Edition モードの場合は 2ndEditionPreset.syx ファイルへ書込みます) ※ Player Lounge へセーブしてないワークメモリのデータは、 を押してもファイルへ書込まれません。 ▲ ボタンをクリックすると開く確認ダイアログにて をマウスクリックすると、 アンプから全プリセットデータを受信します。 AMP のUtility 機能の「MIDI Dump All Preset」と同じ機能です。 ▲ アンプから全プリセットデータを受信しようとしてもアンプからの応答が無い場合は、上のメッセージが表示されて処理は中止されます。 もし MIDI In デバイスが有効でない場合は、ボタンが のようにグレイアウト表示されます。 ▲ ボタンをマウスクリックすると開く確認ダイアログにて をマウスクリックすると、 アンプへ全プリセットデータを送信します。 もし MIDI Out デバイスが有効でない場合は、ボタンが のようにグレイアウト表示されます。 ※ Player Lounge へセーブしてないワークメモリのデータは、 を押してもアンプへ送信されません。 ▲〔QUICK ACCESS〕1〜4のボタンをマウスクリックすると開くダイアログにて、 〔Assign this preset, to this button〕 で、現在編集中のプリセット番号をボタンへ割当てます。 〔Load the preset, assigned this button〕で、このボタンへ割当てられたプリセット番号をロードします。 ■ アンプ本体の〔QUICK ACCESS〕ボタンはリモートコントロールできませんので、アンプ本体で設定してください。 ▲ プリセット名表示枠内をマウスクリックすると開くダイアログにて、プリセット名を編集できます。 ▲ パラメーターを一つでも変更すると、〔Save〕を促す赤色 LED が点滅します。 ボタンをマウスクリックすると現在選択されているプリセット番号へパラメーターを保存します。 変更されたパラメーターがワークメモリからプリセットメモリへ Save されると、赤色 LED は消灯します。 ■ パラメーター値は、本ソフトウェアとアンプの計算アルゴリズムの相異により、異なる値(近似値)になる場合があります。 ※ ワークメモリは一時的なものですので、別のプリセットへ切換などするとそのプリセットパラメーターに書換わってしまいます。 ▲ ボタンをマウスクリックすると開くダイアログにて、パラメーターのセーブ先プリセット番号を選択します。 変更されたパラメーターは、ユーザーラウンジのプリセットメモリへのみ Save できます。 編集中のプリセットがカスタムショップ又はアンプコレクションの場合は ボタンが のようにグレイアウトして機能しなくなります。 ▲ 回転ボリュームの茶色エリアをマウス左クリックすると、値が増加します。 〃 右クリックすると、値が減少します。 回転ボリュームの赤色エリアをマウス上ドラグすると、 値が増加します。 〃 下ドラグすると、 値が減少します。 回転ボリュームをリモートコントロールする際に若干の遊びがあるので、ぴったり 1.0 若しくは 10.0 では停止しません。 ▲〔TRIM〕は、電動ボリュームではありません。従って、外部から MIDI でコントロールできません。 〔TRIM〕は、メモ代わりとしてご利用ください。 ■〔MASTER〕は、手動で設定したマスターボリュームに応じた%値です。 例えば手動で 8.0 に設定した場合、ソフトで 100(%) に設定すると回転ボリュームは 8.0 で停止し、 〃 ソフトで 50(%) に設定すると回転ボリュームは 4.0 で停止します。 設定値は一時的なものですので、プリセットメモリへは記憶されません。 通常は100%でご利用ください。 プリセット間の音量バランスは VOLUME で調整してください。 ▲ ボタンを押したとき、もし変更された Player Lounge プリセットメモリがファイルへ保存されていない場合は、上図の確認ダイアログが表示されます。 ワークメモリをエディットすると ボタン横の LED が赤色点滅して Player Lounge メモリへセーブするように促されます。 ※ ワークメモリが変更されても Player Lounge へセーブしてない場合は、この確認ダイアログは表示されません。 ▲【プリセットメモリ構成図】です。 Cyber-Twin アンプのメモリ構成のイメージをそのまま Cyber2Editor ソフトウェアが持っています。 ワークメモリの内容はアンプの電源を切ると消滅してしまいます。 ワークメモリの内容はプレイヤーラウンジのメモリへのみ Save できます。 ※ Player Lounge へセーブしてないワークメモリのデータは、 を押してもファイルへ書込まれません。 プリセットの数は、上図で 1'st Edition / 2'nd Edition で表しています。 ▲ Zoom Expression Pedal FP02M です。このペダルは頑丈な造りです。 付属しているステレオケーブルは使用できませんので、別途分配ステレオケーブルを購入しました。 Cyber-Twin アンプの Expression Pedal ジャックは、三線式(ステレオジャック)ではなく二線式(モノラルジャック)です。 ▲ Expression Pedal を Volume へアサインした場合、Heel 一杯に踏み込むと音が消えてしまうので、 最小値を制限するためのボリュームを追加しました。 このボリュームを Min 側一杯に廻すと元の回路と等価になります。 このボリュームが付いたペダルが市販品で有りますが、高価です。 |
2'nd Edition で使用する方法 |
※ 2'nd エディションについては実機を持ち合わせていないので実動作確認が為されていません。Sorry. っが、動作すると思います。 ▲ メニューバーの〔2'nd〕をマウスクリックすると開く確認ダイアログの〔Ok〕をマウスクリックすると、 2'nd エディションに切換わり、下図のように 2'nd エディションのベゼルが表示されます。 ▲ 添付の 2'nd Edition 用の全プリセットデータファイル 2ndEditionPreset.syx では、 カスタムショップのプリセット番号 C85 〜 C99 は C84 をコピーしたものとなっています。 ▲ 2'nd Edition のアンプを接続して でアンプから全プリセットデータを受信した後に でファイルに書込むと、 2ndEditionPreset.syx ファイルがアンプに応じたものに更新されます。 カスタムショップのプリセット番号 C85 〜 C99 が上図のようになるはずです。 C85 〜 C99 以外の若干のプリセットも 1'st Edition とは異なっています。 ▲ メニューバーの〔1'st〕をマウスクリックすると開く確認ダイアログの〔Ok〕をマウスクリックすると、1'st Edition に切換わります。 |
あれこれ |
【Cyber-Twin を選んだ理由】 ★ ソフィスティケーティッドなデザインであること。 ★ ステレオアンプであること。空間系イフェクトはモノラルアンプでは効果半減どころか、全く聞けません。 ★ フロントエンドが真空管でファイナルはトランジスタであること。オールチューブですと、電源 On/Off に気を使います。 ★ 電動モーター式回転ボリュームであること。プリセットを変更した際にボリュームつまみがグリグリと回転するのがたまりません! ★ レア品であること。 【Link】 Cyber-Twin マニュアル(英文・和文) Cyber-Twin SE マニュアル(英文・和文) Fender Cyber-Twin SE Amplifier Preset Downloads ギターについて真面目に考える Brog 拙筆“エレキギターの音質改善” それにしても日本国内での記事が少ないですね〜。 【ご連絡はこちらへ】 不具合報告・ご意見・ご要望等は、以下のアドレスへメールでお願いします。 但し、リクエストを戴いてもお応えできるとは限りません・・・。 ご使用感想もどうぞお知らせ願います。 ロボットメール回避のため、お手数をお掛けして申し訳ございませんがアドレスをタイプインしてください。 (日本語文以外のメールはフィルタリングされます) 【マウスは、利き手でない方の手で】 利き手(多くは右手)は、テンキーを打つとか筆記具を持つとかピックを持つとかに使えるようにするために、 マウスは左手で持ちましょう。持ち替える手間がなくなるので作業効率が上がります。 【局長の独り言】 プログラム開発当時69歳でした。まだまだプログラマー現役です。 プログラマー30歳定年説何のその! 右も左も真っ暗闇の中で、何が起こるかわからない先進導抗を手探りで掘り進む時が苦労は大きいですが一番楽しい時! 先に明りが見えると安堵感がこみ上げて一気に士気が落ちてしまいます。本抗堀は誰にでもできそう・・・。 『蟻の一歩』進んで三段跳びで戻ったり・・・。 コーディングで心掛けていることは、 ・ 記述性より可読性 ・ トリッキーなコーディングは絶対禁止 ・ 記憶よりも記録(コメント)を残す です。 近頃では過重労働が問題になっていますが、 現役時代勤めていた3号館は午前0時前に消灯することはありませんでした。出図前は徹夜でした。 音声合成とか物理モデル音源等を研究開発していた12号館はそれよりも後でした。ここは不夜城と呼ばれていました。 MIDI インプリメーションの資料が少なくて、キーとなる SysEx の送受信は現物合わせでソフト設計しました。 SysEx はバイトアサインではなく、ビットアサインでデータが作成されていました。暗号みたいなものでした。 暗号解読に苦労した割には、本ソフトウェアはレアな Cyber-Twin アンプを対象にしているために、 ダウンロードはおそらく生涯1000本を越えないでしょう? |